ど~もども。田舎っぺ軍曹です。
早速ですが、
あなたは右利きですか左利きですか?
私は右利きです。世の中を見回すと右利きが多数なのが解ります。右利きを前提とした社会になっていますからね。これは日本に限らずどの国でも右利きが多いとの事です。
でもどうして右利きが多いのか。ということは実はよく分かっていないのです。
そして人間だけでなく動物たちにも右利きや左利きといる事がわかっています。そしてこれら動物たちも、なぜ右利きと左利きがいるのかもよく分かっていないのです。
「左右の非対称性」は生物進化の大きなテーマとの事です。インターネットで右利き左利きの謎を探しましたがこれといった答えは見つかりませんでした。
その中で気になった事をまとめてみました。
遺伝子説
ボランティアに協力してもらい、ゲノムを解析したところある遺伝子が一番強く利き手と関連していることが判明したようです。
この遺伝子は身体の左右対称に関わっているようで心臓は左側に。肝臓は右側。といった感じに遺伝子が指名をし場所が決定するようです。
ですが遺伝子による利き手説もはっきりと解明されていないのです。それは同じ遺伝子を持つ一卵性双生児でも利き手が違う事があるからです。曖昧なのです。つまり遺伝子で決まるのかというと「わからない」とのことです。
左利きのメリットとデメリット
昔は左利きだと「恥ずかしい」とか「不便」だからなどという理由で右利きに修正されることが多かったのですが、今の時代は昔ほどうるさくなくなりました。
逆に今では左利きスポーツ選手は有利になる事もあります。
しかし左利きは寿命が短い。というデーターも一部あるのです。その理由に左利きの人は右利きの人よりストレスが溜まりやすい。という事があります。
なぜなら世の中は右利き用の物があふれているからです。
例えば、自動改札機や自動販売機など右利きが利用しやすいように作られています。
またスポーツでは有利になる左利きと言いましたが、スポーツ道具でさ右利きを前提に作られていることが多く左利き用にオーダーメイドしてもらったりと右利きよりも負担が多いのです。
また、左利きの割合も少ない事で学校などクラスに数人か一人だけ左利きとなると嫌でも目立ってしまうのでストレスになります。このように小さい時から小さなストレスに囲まれることで寿命が短いのかも、とされています。
ただ推測なので科学的な証明ができているかは保証はできませんが、左利きの人のストレスはあると思います。今の時代では左利き用に考えられているものもありますが、まだまだ対応しきれていないのが現状です。文明が発達しいろんな人に対応できる社会「多様化社会」になれるよう一人一人が他人に気遣いできる社会になるといいですね。
まとめ
化学や技術が発達している中、まだまだ人間の身体について解らない事は沢山あり
1つに「右利き、左利き」も今だ解明されていない身体の一つです。
動物にもある利き腕、何か遺伝子のスイッチなのか、あるいは何か別の要因なのかは
まだわかりませんが、私たちに出来る事は右利きでも、左利きでも快適に過ごせる社会を作ることです。自分の事だけでなく他人にも優しくしたいと思いました。